Twitterの1on1文化〜SNS起点で対話をする時代〜

Twitterの1on1文化〜SNS起点で対話をする時代〜

若者を気軽に知るメディア「ワカシル」は若者の環境・思考・行動が分かる記事を月2本投稿しています。
今回が9記事目となり、「Twitterでの1on1文化」について扱います!
ワカシルについて詳しく知りたい方はこちらからご覧ください!

https://note.com/wakashiru/n/na52b1931c1d1

はじめに

みなさんはTwitterで1on1文化があるというのをご存知でしょうか?
特に就活に対して積極的な学生やTwitterにて積極的に交流や発信をしている学生(以後、便宜上、意識の高い学生と記します)の間で浸透している文化です。
1on1は学生同士で盛んに行われていますが、学生と社会人が接する機会にもなっています。
この記事を読み、意識の高い学生がどういった目的で1on1をしているのかを知ることが出来れば企業の広報やマーケティングに活かす事が出来るようになると思いますので、ぜひ最後までご覧ください!

1on1とは

1on1とは、ヤフーにて2012年から導入されて話題となったミーティング手法です。
元々はビジネスの場面で上司と部下の間で行うものが1on1ミーティングとされていましたが、現在では仕事に関わらず一対一の対話のことも1on1と呼ぶ人が増えました。

Twitterにおける1on1文化

Twitterではビジネスの場面での1on1ではなく、主に対話に主眼をおいた1on1が活発に行われています。
Twitterでもハッシュタグ#〇〇と繋がりたい、#1on1募集といったワードで検索をすると1on1文化があることが確認できます。

Twitterで1on1をする学生の特徴としては下記となります。
・就活生
・活動的(以前はオフラインイベントに来ていたような学生の層に近い)
・インターンをしている
・起業志望

Twitterで1on1をやる理由を聞くと、自分の価値観を広げたり情報収集をしたりするためだそうです。
彼らは一般的な学生層と比べても社会人と話すことへの抵抗が少なく、むしろ情報収集や経験のために積極的に話す学生も多いように感じます。
ただし、イベント主催や学生団体の運営をしている学生については集客を目的として接点づくりとして1on1をやっているケースもあるそうで、彼らは社会人と話したいという意識は比較的低いと思われます。

対話のオンライン化

コロナ以前は意識の高い学生がやっていた事と言えば、
1.イベント運営
2.インターン
3.起業
4.将来に向けた準備(研究、就活、ビジネススクール等)
といったものが多かったように思います。

また、当時は対話方法は対面が圧倒的に多かったですが現在ではオンライン化し、
①Twitterで#〇〇と繋がりたいというハッシュタグから相互フォローになる
②#1on1募集というツイートをすることで1on1が始まる
という流れにシフトしています。

若者の環境・思考・行動

Twitterで1on1をしている意識が高い学生の環境・思考・行動をまとめると下記のようにまとめてみました。

◆環境
情報収集や自己分析が行いやすい場としてTwitterが機能している。
Twitterでの情報収集の結果、自分に足りないものが見えてくる。

◆思考
自分の価値観を見つけていきたい、自分のキャリアや生き方の方向性を探していきたいと思う。

◆行動
1on1を通じて自分の価値観を見つけていこうとする。相手から1on1をお願いされる事があればとりあえず話してみる。
たまに社会人とも話してみる。

おわりに

社会人が学生と接点を持つのであれば、Twitterでの1on1はおすすめです。
Twitterで1on1をしている学生は比較的好奇心が旺盛で、警戒心も薄い傾向があると思われるためです。
学生側も社会人と話す機会を求めているケースも多いので、学生との接点を持つ際に活用していけると良いのではないでしょうか。
接する際は会社の看板や肩書と関係なく、一個人として接するとうまくコミュニケーションが取れると思います。
学生と話す際にはぜひ学生側に何かしらギブが出来るように心がけていただければと思います。

ワカシルでは、引き続き若者の環境、思考、行動を分析していきます。
次回もお楽しみに!
記事が面白かったという方は、フォローといいねをしていただけたら嬉しいです!
ではまた!

編集長
たっつん

◆運営会社
りべる株式会社
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